
【東京タワー】VRが生む“終わらない恐怖”──『戦慄迷宮:迷』体験レポ
富士急ハイランドの伝説的お化け屋敷「戦慄迷宮」を知る人は多いだろう。その最新形が、いま東京タワーに登場している。
タイトルは『戦慄迷宮:迷』。ただの移設や復刻ではない。最新VR技術と音響演出を駆使した“デジタル怪異”の空間だ。
従来のお化け屋敷を超える「体感型ホラー」
ゴーグルを装着した瞬間、現実の東京タワー地下は姿を消し、代わりに現れるのは廃墟と化した病院の回廊。
足音が響くたびに「自分以外の何か」が歩いている錯覚に囚われる。
驚かされる演出だけでなく、じわじわと背後を侵食してくる“間”の演出に、思わずゴーグルを外したくなる来場者もいるという。
恐怖の8フロア構成
本作は全8フロアで構成され、それぞれ異なる仕掛けが待ち受ける。
幻聴に悩まされるエリア、影が追いかけてくる廊下、突如閉じ込められる手術室…。
ゴールはあるはずなのに、同じ場所をぐるぐると歩かされるような感覚に陥る瞬間があり、タイトルの「迷」の意味が実感できる。
観客参加型のホラー体験
最大の特徴は、観客自身が“恐怖の物語の一員”になれること。
ただ見せられるのではなく、プレイヤー自身が「進むか戻るか」「調べるか逃げるか」を選択する。
その決断ひとつで、恐怖が増幅する──この“参加感”こそが、旧来のお化け屋敷にはなかった革新だ。
開催情報
『戦慄迷宮:迷』は東京タワー地下特設会場にて2025年8月31日まで開催中。
事前予約制で混雑必至のため、訪れる際は公式サイトでのチケットチェックをおすすめする。

「私はむしろVRの方がワクワクするかな♪ だって“現実逃避”じゃなくて“現実侵食”でしょ?最高じゃない!」
© 2025 こわ!ブロ All Rights Reserved.
「VRってだけで怖さ2倍だよ! ゴーグル外しても背後に誰かいそうで落ち着けないかも…いや、でも体験してみたい!」