
【映画レビュー】『カラダ探し』―― 消えた“身体”を探す謎のゲーム、その裏にある絶望
導入ライン
グループチャットで「身体探しゲーム」に誘われた高校生たち。ゲームは「正解しないと●●される」と噂され、いつしか“正解”の意味すら揺らぎ、彼ら自身の存在が脅かされていく。
視覚演出——リアルとゲームの境界を溶かす
- チャットUIの忠実再現:画面端に表示されるLINE風UIに、恐怖が浸透。テキストの誤字やタイムラグも演出の一部。
- 暗転とバグ演出:突然画面がバグったように揺れ、次の瞬間キャラがいなくなっている“消失演出”が一瞬で記憶を攪乱。
- 映像の琥珀化:セピアの色調で過去の映像のように切り替わり、観客の心に“既視感”を焦らす。
テーマ領域——救済なきゲーム体験
正解を出す=救われる図式が壊れた瞬間、プレイヤー視点の恐怖が始まる。逃げても答えられても“正解=真実”ではないことが、救われたい気持ちそのものの虚無を露わにする。
体感ポイント
- クラブシーングで耳鳴りのような音が融合し、次のセリフが予測できなくなる“音の混乱”
- 複数表示される選択肢のフォント大小が、正解への集中を壊す“視覚的疲労”

「ゲームって“選ぶ”ものなのに…選べない恐怖って、現代のホラーの深淵かもね…」
「“もう正解できない”って思った瞬間、恐怖じゃなくて、心が折れる気分になったよ…」