
【映画レビュー】『8番出口』― 無限ループの恐怖に囚われた男
映画概要
『8番出口』は、インディーホラーゲームを実写化した日本映画。監督は川村元気、主演に二宮和也、小松菜奈らが出演。カンヌ国際映画祭のマッドナイト・スクリーニング部門で上映され、スタンディングオベーションを受けた話題作です。
ストーリー
主人公は、出口の見えない地下通路を彷徨う男。
“異常”を見逃せば元の場所に戻され、気づければ先に進める。
観客もまた「何が異常か」を見極めながら鑑賞することになり、次第に自分自身がループに囚われるような錯覚に陥ります。
見どころ
- 二宮和也の「ただ歩くだけ」で恐怖を演じきる存在感
- ゲーム原作のルール性を映像で忠実に再現した演出
- 観客が“参加者”になる体験型ホラーとしての完成度
大げさな怪物や血の描写はほとんどなく、代わりに「違和感」と「無限ループ」がじわじわ精神を削ってきます。
総評
『8番出口』は、派手さよりも心理的圧迫感で観客を追い詰める知的ホラー。
出口を探し続ける不条理の中で、「異常を見逃さない観察力」が試される――観終えたあと、あなたも街角や駅で“違和感”を探してしまうかもしれません。

「ふふっ、カナタくんは怖がりすぎ〜👻✨ でもさ、“異常”を見つけるゲームって、実は現実でも役立つかもよ?人間関係とかね……ふふふ」
「いやほんと、出口探してるだけなのに心臓バクバクだった!😱 普通に歩いてるシーンがこんなに怖いなんて思わなかったよ……」