
『Cronos: The New Dawn』――未来と過去を彷徨う、黙示録的サバイバルホラー
作品概要
『Cronos: The New Dawn』は、ポーランドのスタジオとBloober Teamが共同で手掛ける新作サバイバルホラーです。
発売は2025年9月5日予定。パンデミック後の荒廃した世界を舞台に、人類の生存と滅亡をかけた物語が描かれます。
Bloober Teamといえば『Layers of Fear』『The Medium』で知られる心理ホラーの名手。本作もまた、プレイヤーに精神的圧迫を与える演出がふんだんに盛り込まれています。
特に注目すべきは「時間軸を行き来する」ゲーム性。過去と未来を行き来しながら世界の真相に迫るという構造が、従来のホラー体験を大きく拡張しています。
ストーリー(ネタバレなし)
舞台は世界規模のパンデミック後。人々の生活は崩壊し、荒廃した都市と感染者が跋扈する無秩序な環境が広がっています。
プレイヤーは生存者の一人として、自らの存在意義と人類の未来を探る旅に出ます。
特徴的なのは「クロノス装置」と呼ばれる技術。これによってプレイヤーは時間を超えて過去や未来へ移動でき、崩壊の原因や未知の存在に関する手がかりを追います。
未来では人類が絶滅に瀕した荒野、過去では感染拡大直後の混乱を体験することになり、それぞれの時間で得られる情報が全体の謎解きに繋がるのです。
ゲームプレイとシステム
『Cronos: The New Dawn』のプレイスタイルは、サバイバルと探索が中心です。
弾薬や物資は極端に制限されており、無闇な戦闘は即ち死を意味します。戦うよりも「どう逃げるか」「どう隠れるか」を選ぶ判断力が求められます。
一方でクロノス装置を使った「時間移動」がシステムの肝。ある時代で得たアイテムや情報が、別の時代の攻略に直結する仕組みになっています。
例えば、過去で調査した研究所のデータが未来の隔離施設で役立つ、といった具合です。
この“時間を越える探索”は、従来のサバイバルホラーにパズル的要素を組み込み、強い没入感を与えます。
恐怖の仕掛け
本作における恐怖は、ただのクリーチャー的脅威にとどまりません。心理的・時間的要素が絡むことで、独自の恐怖体験を演出しています。
- 感染の恐怖:人類を滅ぼしかけたウイルスの影響が世界に色濃く残り、視覚的・身体的に不安を煽る。
- 時間軸の混濁:過去と未来が交錯することで、プレイヤーの現実認識が揺らぎ、精神的恐怖が増幅。
- 人間同士の争い:荒廃した世界では怪物だけでなく、生存者同士の暴力も恐怖の対象となる。
プレイ後の余韻と意義
『Cronos: The New Dawn』は、プレイヤーに「恐怖と絶望の先に何を見いだすのか」という問いを投げかけます。
感染という現実的な恐怖を基盤にしながら、時間を超えた探索というSF的要素を組み合わせることで、物語は普遍的なテーマ――人間の生と死、希望と絶望――に到達します。
プレイ後には「今この瞬間の選択が未来を左右する」というメッセージが心に残り、単なるエンターテインメント以上の意味を持つ体験となるでしょう。
難易度は高めと予想されていますが、Bloober Team作品ならではの心理的ホラーと緊張感が、挑戦しがいのある一作です。

「ただのゾンビホラーじゃなくて、時間と運命を扱うのが新しいわね。未来を覗くたびに絶望が増えるなんて最高に怖い」
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「時間を行き来して謎を解くっていう仕組み、絶対ドキドキするよ。過去と未来の恐怖が両方襲ってくるなんて心臓に悪い…」